カモミールという花

カモミールというハーブを知っていますか?

私がいちばん好きなハーブです。

ここ20年ほどで、アロマやハーブティーのブームもあり、多くの人がこのハーブを知っていると思います。

私が知ったのは、そんなブームよりもはるか昔で、もう50年前になると思います。
ハーブティーなんてまったくもって知られていなかった頃です。
私の母は、新しもん好きだったこともあり、そのころから輸入雑貨や輸入食材も生活に取り入れている人でした。
特にお気に入りのお店は、銀座の輸入雑貨店の「アメリカンファーマシー」。

今でこそ、輸入品の雑貨屋食材などは珍しくありませんが
そこだけ海外の香り漂う感じ。
私も何となくドキドキワクワクしたものです。
そこで買ったポンパドール社の「カモミールのハーブティー」が台所の棚に置いてありました。
その頃の輸入品のパッケージは日本にはないデザイン。
鮮やかな色と美しいイラストが描かれ、キッチンに置いておくだけでも
今風に言うなら、”映え”ていました。
母も今でいうパケ買いだったと思います。
私もその愛らしいカモミーの花の絵と神秘的にさえ感じる外国語の文字が
描かれたパッケージは、
まるで夢の国からの贈り物のように見えたものです。
それが「カモミール」との出会いです。


それから私が大人になり、アロマやハーブを学び、
「カモミール」というハーブが
さまざまな薬効を持ち、ヨーロッパの家庭薬であることを知ります。
別名「ドクターズハーブ」「マザーズハーブ」と呼ばれているというのも
魅力的でした。
さらには、大好きなピーターラビットの絵本で
風邪をひいたピーターにお母さんがベッドにお茶をもっていくシーンが描かれていますが
そのお茶こそ「カモミールティー」。
100年前には周知されていたのですね。


さらにカモミールのストーリーを知れば知るほど好きになります。
そしていちばん好きになった理由は
カモミールという植物は、弱った植物のそばに植えると、その植物は強くなるということ。
ただそばにいるだけでいいのです。素敵でしょ。


ちょうどそれを知ったのが子育て真っただ中の25年くらい前。
このカモミールの生き方? こそが

私の子育ての指標になり、チャイルドケアにつながることになるわけです。

それから私は「ミセスカモミール」というペンネームを使って活動していきました。
雑誌のコラムやエッセイには「ミセスカモミール」を名乗っていました。
20年前のブログも「ミセスカモミールのつぶやき」でした。
知っている人もいるかもしれませんね。
でも10年ほど使っていません。
本名で、そして「先生」としての活動が増えたからです。
それはそれでとても大切なことですが
その肩書に気負ってしまっていることもあるように思います。
そこで、バランスよく自分を発信していくために
ミセスカモミールを復活させようと思います。

ありのままの等身大。でも魂名だから年はとらないの(笑)

ブログ名を改め
再び「ミセスカモミールのつぶやき」で再スタートします。
よろしくお願いします(*^▽^*)

メルマガは、治療院内で活動するセラピストとして
NOTEは、CC研究所として
ブログはミセスカモミールがつぶやきます。